熊本県産熊本大学薬学部指定農園
鹿角霊芝

鹿角霊芝とは

鹿角霊芝は、温度・湿度・日照など、育つ環境条件の微妙な違いにより薬用キノコの一種である霊芝が変異したものです。古代中国では山奥でしか採れず、通常の霊芝でさえなかなか見つからない中、鹿角霊芝が発見された際には幻のキノコとして歴代皇帝に献上されていたほどです。日本でも同様に、顕宋天皇に献上されました。
中国でも数件、日本でも顕宗天皇の文献くらいしか残っておらず、いかに珍しいキノコだったのかが分かります。通常の霊芝の何万本に1本という鹿角霊芝を見つけるのはとても困難であり、「仙草」や「神草」、「吉祥茸」や「万年茸」といっためでたい名で呼ばれ、不老長寿のキノコとして重宝されていました。

鹿角霊芝が生命力に溢れている理由

通常の霊芝は、次の生命に繋げる胞子を放出するため、一般的なキノコのように傘が開いています。傘が開けば開くほど胞子を多く、広く拡散させることができる反面、特有の成分が減少してしまいます。一方鹿角霊芝は、傘が開かない独特の形状をしており、蕾の状態で若芽のまま育つので胞子の放出を行いません。 つまり、鹿角霊芝は繁殖前の最も生命力に溢れた状態を維持したまま成熟を迎える、とても特殊なキノコなのです。傘が開く前の若芽のままで成長する鹿角霊芝だからこそ、通常の霊芝よりも見つけるのが困難であるのはもちろん、通常の霊芝より含有成分にも優れているという特徴があります。
近代に入り、この健康成分がβ-Dグルカンであることがわかり、キノコ類に多く含まれており免疫賦活作用を示す成分として知られるようになりました。β-Dグルカンをはじめ、レクチンや核酸やステロイドに加えペプチドグリカンやガノデランアデノシンやその他様々な成分が含まれています。特にβ-Dグルカンの含有量が非常に多く、霊芝キノコ類の中では最高の含有量を誇ります。

鹿角霊芝の成分

熊本大学薬学部遺伝子機能応用学分野指定農園産
栽培素材は全て国産を使用し、完全無農薬栽培された、特定菌種由来の鹿角霊芝
栽培は菌床栽培法にて熟練した技術指導者(栽培特許発明者兼栽培責任者;嶋村)の下、栽培は完全無農薬にて行っています。栽培→収穫→出荷のワンサイクルに約80〜90日を要し、現在の生産体制は年間約10トンが可能であり、別途、クライアントからの受託栽培にも応じた生産システムも整備しています

細胞における作用

インスリン抵抗性細胞に対する効果
−G.A.F.のインスリンシグナルに対する影響−
ヒト肝臓細胞株であるHepG2を用いてトリテルペンを含む抽出画分GAFのインスリンシグナルに対する影響について検討しました。 TNFα処理した細胞は、このようにinsulinによるAKTのリン酸化が顕著に抑制されます。この減少は、GAFの前処置により、TNFαを処理しない正常の時のインスリンの反応レベルに回復しました。

鹿角霊芝の成分と働き

ベータDグルカン−免疫担当細胞を賦活化−
Β-Dグルカン(BDG )には、種類があり、免疫担当細胞との親和性を持つグルカンはΒ(1,3)D-グルカンだけである。一般的には多糖類のグルカンは腸管では吸収されないとされているが、腸管にあるBDG-Rから体内に摂りこまれる。取り込まれたBDGは、免疫担当細胞を賦活化する。